さて。10回シリーズで書いてきた花粉症克服記。
今年の花粉症状況の報告を書いて締めくくりたい。
実は3度、ものすごい症状が出た。
1度めは前の職場で、冬から春に代わることを知らせるような生ぬるい強風が吹いた日。人々が見ている目の前で急変。涙、鼻水、咳。見慣れている人も中にはいたので「ああ、Hikariさんにも来たってことは…」と、花粉症の季節到来を覚悟したようでした。でも、ダントツで早く反応していたのに比べ、その日にはすでにかつてのツートップの片われはグズグズになりきっていたので、一歩出遅れたと言える。
夜、例のぎゃ〜の整体師から伝授された技で反応を消すことができ、翌日は無反応に戻った。
2度目は異動の大掃除をしていた時。
これは、花粉というよりはホコリに反応したのかもしれない。症状や治まるまでの過程は前回と同じ。
そして3度目。 新しい職場で、建物の周囲を見回って歩いた時だった。何の花粉を吸ったのか、歩いた直後からものすごいことになってしまった。「拒絶反応」という言葉が一番ピタリと当てはまる気がする。転勤者対象の講習会が午後からあったが、私の鼻水のすごさに講師が言葉を飲むシーンがあったりした。
この夜も例の技を使ったが、久しぶりに技の後で熱が出た。翌日も鼻水は止まらず、咳も止まらず、体はぼぉっと熱くてけだるく、でもまだ休む勇気もなく。
なのに、再度その戸外へ行かなくてはならなくなった。厳重にマスクをしたが、効果なし。咳が止まらなくなって、半日の間に4度ほど吐きそうになってしまった。
これが治まるまでには4日ほどかかった。新しい環境へのストレスと、疲労と、花粉との合併症だろう。
職場に少し慣れた今では、すっかり落ち着いている。マメビオはやっぱり毎日2錠ずつ飲んでいる。
これらのことから考え合わせると、体が花粉症でなくなったわけではないのだと思う。花粉症だけど、症状が出にくくなった、ということではないだろうか。それで充分だ。12月からGW明けまで薬漬けだった日々を思うと、その薬を忘れると、即日仕事に差し障るほどの症状が出ていたことを思うと、これは天国だ!
東京国立博物館に行った時、大好きな埴輪がいた。
この埴輪はなぜ手がお腹と頭を指しているのか、子供のころから不思議だった。
わかった、わかった。
今ならわかる。
脳と腸のバランスが大事!
きっとこの埴輪を作った人は知っていたんだ!!
なんてね。
あなたの花粉症克服に少しでもお役に立てたら幸いです。
(ぎゃ〜の整体師の技は、公開してくれるなと言われたので控えました。)
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