連載の途中ですが、9月の読書記録です。
2013年9月に読んだ本は7冊でした。
池井戸月間継続中です。
もうこうなったら、出版されている限り読みつくそうかと思っているところです。
池井戸作品以外では、親友の勧めで読んだ『ハルさん』が秀逸でした。
ミステリーといえば人が殺され、犯人捜しをするものと思いこんでいましたが、池井戸潤さんのおかげで、そうでもないと知りました。『ハルさん』は、さらに進んで、日常にもミステリーがあるのだと教えてくれます。
また、出勤の電車の中で読むのが半分なので、あまりにもアットホームなノホホン感動ものでは、ヤル気が殺がれてしまいます。残念ながら私の仕事はあまりノホホンとしていないので、「倍返しだ!」くらいのテンションの方がうまくいきます。その点、『ハルさん』はぬるすぎることがありません。
ついでに、父と娘という設定そのものが、私の苦手分野です。が、どこか現実離れしているのに、どこにもいそうなハルさんのおかげで、読み始め1週間は1日1ページしか進めなかったのが、気付いたらどんどん読んでいました。
手に取る本をお探しの方に、ちょっとオススメです。
Hikariの読書記録 - 2013年09月 (7作品)
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コメント
コメント一覧 (2)
私は戻って『オレたちバブル入行組』を読んでいます。
今日は溜飲の下がる場面がありましたよ〜!
スカッ!
「いいぞ、いいぞ、ハ・ン・ザ・ワ」とエールを送りたくなりますね。
もう砂希さんがうらやましくなってしまって、文庫化を待たずに読んでしまいました。
砂希さんは遡ってお読みですね!
スカッとしましたか〜。
あれにもう、やみつきです。
話がご近所とかご町内とかで起きるのですよ、池井戸さんのは。
それでますます親近感がわいています。
ワタクシたちはバブルの恩恵をなにも受けなかったバブル合格組ですが、
塀の外ではあんなことやそんなことが起きていたんですね〜。