013005三連休中日。くまさんは早朝というより、まだ夜のうちに起きだして、スキーにでかけたようだ。元気だなぁ。先週までは一緒にでかけるつもりだったが、発熱の余波でぐったりしているのを見て、ひとりで行く気になったらしい。

午前4時半。目覚ましも鳴らないのに、律義にいつもどおり目が覚めた。いいのよ、今日は。体に言い聞かせ、もう一度ベッドに入るとたちまち熟睡して、次に目覚めたら7時半だった。日常なら確実に遅刻だ。こんなことでようやく、休日を楽しんでいる実感がわいてくるのも面白い。

朝刊に、浅田真央ちゃんの笑顔が大きく踊っている。四大陸選手権、ショートプログラムで2年ぶりにトリプル・アクセルを成功させた彼女の笑顔は圧巻だった。ご覧になっていた方も多かろう。

心の底からの笑顔というのは、ああいうのを言うのだろう。演技の艶、華やかさの全てが、あの笑顔に彩られていた。本当にかわいくて、豪華で、素敵な笑顔だった。とびきりだ。


2年間も、うまくいかないことに取り組み続けるなんて、なかなかできないことだ。しかも彼女はトップアスリート。人の目もある。プレッシャーもあるだろう。「スポンサー」などという、庶民には想像しかできない応援者であり圧力でもある存在が、ガッツリと後ろにいるのだから、焦らない方がおかしい。

自分を信じる力が全てだなぁ、などと、かみしめる思いでインタビューを聴いた。滑るものはスケートも入試も凍った道を歩くのも苦手だが、転ぶたびに痛かったろう、立ち上がるのは苦しかったろうと想像する。少ない言葉の裏に、どれほどのものが隠されているか、想像以上に違いない。

新聞では、コーチがいかに彼女を守り育てたか、熱く語られている。

そうか。
応援される力というものもあるんだな。
プレッシャーだけでなく、支えられる力も持っているのだ、きっと。
これは、自分を信じる力よりも、難しいかもしれない。

私もほしいな。応援される力。






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