3連休初日だった土曜日、朝から温泉旅行の予約をとったりして、ゴキゲンにはしゃいでいた。
「あなた、長持ちしないんだから、大人しくしなさい。」
くまさんに言われても、どこ吹く風だった。だって、週明け2日間働いたら、1月6日までお休みなんだもん。これがはしゃがずにいられましょうか。

しかし、客観的な目というのは簡単に主観を超えるものだ。
1時間後、私は声を出す気力もうせ、掃除を続けるのも億劫になった。
「ほらね。言ったとおりでしょう。」
返す言葉もない。

過労なのだ。
体を休めるしかないのだ。
週明けには受診の予定もある。

外は雨模様。空気は冷たい。
どうにも外出する気になれず、一日中ソファーベッドに横たわり、本を読んで過ごした。
異変は夜になってから。服の中で体が凍った。関節という関節が痛んで、全身の皮膚がカッターで切り裂かれたように痛む。

案の定、直後から発熱した。
ぐた〜っ。
フィギュアは観たいし、起きていられないし。

昨日・日曜日の朝には、熱は下がったようだった。
じゃ、ちょっとダルいけど、温泉旅行の列車のチケットを受け取りにでかけましょうか。
思った途端に、また一気に発熱。

わかった、わかった。
無理はしません。今日はでかけません。
決めたとたんに熱が下がる。体は本気で休みたいようだ。



hatarakitakunaiそんな私に、自分から自分へのクリスマスプレゼントが届いた。
20枚近くにもなった「めんどく星人」シリーズだが、ずっと買えない1枚があった。
これは職場では着られない。
でも、本音の本音だ。

そうだ、別に職場で見せTにしなくてもいいじゃないか。
家で着ればいい。
質のいい木綿だから、フリースの下に着てもいい。

届いた袋から取り出してくまさんに見せると、大きな声で読み上げた後、リビングに布団を敷いて寝ていた私の掛け布団の上から、Tシャツを広げて掛けたかと思うと、そっと「お似合いですよ。」

おいおい、まだ生きてますってば。
最後の衣装みたいにしないでください。





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