自分がするべきことだけする、契約社員のような働き方をしてみると、時間にも心にも体力にも、ちょっとゆとりが出てくることがわかった。もともと「やるべきこと」が人より多く、難しいことが割り振られている。それだけで十分。

一日は、王様にも、社長にも、社員にも、お母さんにも、赤ちゃんにも等しく24時間ずつしか割り振られていない。そこへ、自分がすべきことに加えて、やりたくもない他人の役割を、頼まれもしないのにやってあげている時間は不要だ。

すき間ができて、ようやく「休む」時間を確保できた。すごい。これだけでもすごい。さらに、私の場合、「やるべき仕事=やりたい仕事」で、そこのクオリティをあげるのはとても楽しい。「やりたい仕事」をする時間は、お給料いただきながら遊んでいるようなものだ。

これを維持するためには、「私にはできないから、あなたがやってくれて当然」という周囲の風潮…もとは私がやってあげていたのが最大の原因だけど…から逃げる必要がありそうだ。笑顔でかわそう。「ムリムリムリ、私、時間がないわ」

そうして、起きる出来事は何でも、それでいいことにしよう。私の最短距離は、私の仕事だけに使えばいい。ほかの人の道も大事に発揮してもらおう。何が起きても、きっとそれに意味がある。

昨日のこと。会議の結果、ナナがちょっとした資料を作る必要に迫られた。ナナが作ると3時間かかる資料だが、私がやると5分でできる。ほかにも書類を抱えてパンクしそうなナナを見て、ちょっと作ってみようかなと思った。ほら、やはり5分でできた。「作ってみたよ。データ入れといたからあとは自分でね。お先に

退勤途中、いつもの交差点で交通事故があった。横断歩道にワンボックスが突っ込んで歩行者をはねていた。できることは?と見回すと、隣の人が教えてくれた。「5分ほど前に車が…」ナナがいなかったら、はねられていたのは私かもしれない。ナナがいたから、今日もブログが書けるのだ



以上、過労で高熱を出したことへの反省会を終了します。


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