良質の仕事をしたい!という希望に基づいてやっている時は夢中になっていて、どんな困難も楽しめるし、どれだけ時間を使っても厭わない。疲れても気持ちいい。そうか、誉められたい一心だけではなかったなぁと思う。

でも、今、その「良質」を求めても叶わないことがわかっている。ナナと同じ世界の住人たちと組むたびに、そのことを思い知らされ、苛立ち、落胆し、諦めてきた。でも、諦めきれずに引きずってきたとも言える。

気持ちよく働けないなら辞めてしまって、契約した時間だけ働く、アルバイトや派遣のお仕事でもして、自分の時間を作りだそうか?なんて思うのに、なかなか行動に移せないで来た。

ナナと出会った理由。
分かった。
今までと違う仕事の仕方があると気付かせるために、神様がくれたギフト。

最初の出会いで気付いていたら、去年の出会いで気付いていたら、きっとナナには辿り着かなかった。私が古い習慣に固執するから、超ウルトラ級のナナがやってきたのだろう。

自ら察して自主的に行動することができない人を相手に、こちらばかりがあれこれ察して動くから、気遣いの帳尻が合わなくなるのだ。いつもこちらの持ち出しが多い。そういう人といるときは、契約社員のような働き方をした方がいい。

ナナのことはナナに任せて、失敗しても尻拭いせず、自分でやらせればいい。全体に迷惑かけても構わない。そこから始まることを受容するのだ。私は私が当然負っている義務の分だけ誠心誠意働けばそれでいい。

おお。
退職しなくても別の仕事をしているみたいな気分になれるじゃないか!!





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