頭皮に意識を集めてみると、常にヒリヒリしていることに気付いた。きっと、ずっとこうだったのだろう。今日もまた少し赤味が引いたが、まだ頭頂あたりは赤いままだ。きっと、まだ何かあるのだ、五臓六腑が悲鳴を上げる理由が。
自分の体に意識を集めてみて、もうひとつ気付いたことがある。
呼吸だ。
自分はなんてたびたび、息を止めているのだろうと気付いたのだ。
脳が酸素なしで生きられるのはわずか3〜4分らしいから、たびたび息を止めているというのは大変よろしくないはずだ。まあ、実際には呼吸が浅いのだろうが、どちらにしろ、低酸素状態は脳にも体にもよくないと思われる。
ぼんやりと思考にふけっている時も、気付くと呼吸が非常に浅くなっている。嫌なことを無理にやろうとしている時は、本当に息を止めている。吸おうと思っても吸えない。頭がぼんやりするはずだし、頭皮の赤味とも関連があるかもしれない。
息を止めると当然苦しい。こんなことをしてまで、自分は苦しさを生みだしていたのかと思うと愕然とする。まるで日常生活が罰ゲームだ。もう何年も「自分に優しく」を合言葉にしながら、実が伴っていなかったようだ。反省、反省。
反省すると、さらに気づく。私が選択を迫られると、決まって自分が苦しい方向を選んでいるのではないか!?ここで一息つくか、それともやってしまうか。えい、続けてしまえ!晩ご飯、食べようかやめようか。いいや、やめて寝よう。
怒っているけど告げるか告げないか。我慢して黙っていよう。辛い記憶を忘れるか拘るか。どうしても拘るぞ!全てではないが、なんと多いことか。これで「こんなに頑張っているのに幸せを感じないのはなぜ?神様のバカ!」と考えていたのだから、神様もさぞかしお困りだったろう。

コメント
コメント一覧 (4)
晩御飯、どんなに遅くても食べてしまうぞぉ……
それも、思い切り。
あ〜あ、こうして自分に甘いガルガンチュアは
頭皮を赤くすることもなく白髪だけが増えるのだ。
自分に甘い人間は、結局無為な人生を送るのでしょう。
どんな時間でも晩ご飯が食べられるのですね!
丈夫な体をお持ちなのだと思います。
何よりの財産ですね。
私は夜10時過ぎに晩ご飯を食べると、胃が痛くて
眠れなくなってしまいます。翌日の体調も最悪。
グレムリン以下です。
自分に甘いのではなくて、きっと大切になさっているのだと感じます。
エネルギー補給なしにムリくり走らせる私のようなことは、なさっても無為な人生一直線ですよぉ。
そっと見守りながら、甘いヴァンホーテンを
作って差し上げればいいのだろうか
後からそっと抱き締めてあげればいいのだろうか
目に涙を溜めて、頬をぶてばいいのか…
ご家族がいらっしゃる限り、
常に自分一人の身ではありません
無理をすることは、恥ずかしいことです
残されたご家族のことを考えていらっしゃいますか?
仕事ができたって、雇用者が微笑むだけで
次の瞬間には次の期待をし、できなければ無能呼ばわりです
でも失ったものは帰ってきません
無理をするのは身勝手な自己満足ですっ!
だめかなあ…休んでくんないかなあ…
おらがデートに誘っても、食指は動かんだろうし…
「富士山に行ってくるよ。」と日曜の朝、夫が言います。
「………じゃ、私も行こうかな。」
「あなた、仕事終わったの?」
「いえ……そもそも終わる分量じゃないし。」
「富士山行ったら走りますから、時間かかりますよ。」
明らかに、連れていきたくないのでしょう。
ひとりで行ってもらうことにしました。
こんな感じですから、私が倒れても、
唯一の家族である夫は、なんとも思わず、
たくましく我が道を生きていくと思います。安心です。
FREUDEさんに、私の仕事をお見せしたいなぁ。
ご覧になったら、きっと、なぜ私が頑張るのか伝わる気がする。
休むとはどうすることなのか、見いだせないでいる理由も。
今度こちらにお越しの際は、お声掛けくださいませ!
平日の9〜15時限定ですが