先生、聞いてください。うちの姑ときたら、ほんと腹が立つんです。超ムカつく。いちいちこまごまこまごまうるさくて、もう大変です。女って、どうして年をとるとあんな風にうるさくなるのかな?自分もなるのかと思うとゾッとします。
朝からいきなり箸の置き場でお小言です。「塗り箸は水を吸うとすぐはげるから洗ったらすぐ拭いて箸籠に入れなさい」ですって。何が塗り箸なものですか!これ、よくできているけど、食洗機で使えるプラスチックなのに。
ストレートに言ったら立場がないかな?と思ったから、「私の家はプラスチックしか使ったことなかったんです」って言い返しておきました。ささやかな嫁の抵抗、少しは伝わったかしら?思い込みで責める前に、よく見てほしいわ。
嫁姑の問題なんて、マンガやドラマの世界のことだと思ってた。それがまさか、こんなにあっけなく自分の世界にやってくるなんてね。一日に何回か心の中で叫ぶの。「このクソババァ!!」って。ちょっとスッキリします。
最初の頃は自分が悪いと反省して、おっしゃる通りにしようとしたんです。でも、私にだって判断できるし、大事にしたいこともある。嫁だからってどこへでも侵入を許していいわけじゃないと思うんです。NOが言えるのは大人の証ですもの。
お義母さんたら、さっき、手紙書きながら爆笑していたの。きっと誰かに私の悪口を書いているんだと思うわ。お義母さんだってきっと毎日思ってる。「このクソ嫁!」って。かまうものですか。
この前「孫の代まで呪ってやる!」って怒られちゃった。私の孫は、あなたのひ孫。お義母さんが「あっ、しまった!悔しい〜っ」って叫んだのを聞いて、私、大笑いしちゃったの。そしたらお義母さんまでつられて、二人で笑っちゃいました。
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今日もフィクションです。
コメント
コメント一覧 (2)
嫁は今まで、違う土壌で育ってきた訳で
いきなり合わせることは大変だと思います
至らない義母は押し付けるでしょうが、
そもそも家事の先輩、できて当然です
それを調整するのが夫であって、逃げるなんて最低です
嫁と姑、うまく互いを尊重し合う家庭も見てきました
話し合っていけたら理想ですが、
姑の人間性もありますね
子供の頃、若い頃は大人を崇拝しておりましたが
自分が大人になり成長していない人間性に気付きます
もうすぐ半世紀を迎える私は、未だにがきんちょの人間性…
最近、老女の醜態をあちこちで見聞きします
心豊かに老いたいものです
老女の醜態…恐ろしい言葉です。
無縁に生きたいです。
ま、このままだと老女になること自体、憧れの域。
私が子供の頃の大人は
ずいぶん大人に見えたものですが、
自分がその歳になってみたら、
ごめんなさいね〜な状態ですね