カピバラ青年の後輩が嘆いている。ずいぶんご機嫌斜めの様子。
「あいつ、むかつくんだよ

「まぁ、ほら、あの人とっても真面目だから。正面から正論をたたきつけるというか…。しょうがないじゃない、キャラだから。」
そういう私に、カピバラ青年が言う。
「ここは真面目なやつばっか。ユルユルでドジで笑えるのはお前くらいだ。」
「ホント、そうだよねぇ。私くらいですよ、ユルユルなのは…って、そんなことない

5秒ほど間をおいてから、カピバラ青年が突っ込んできた。
「嘘つくな。最近たるんできただろう、下っ腹。」
キーッ

こいつ、何で知っているんだ??
密かに気にしているんだ。厚着の下に隠れて、まだ人にはバレてないと思っていたのに。
まったく、油断も隙もないやつだ


想定外の攻撃に一言も言い返せなかったことが何より悔しい

コメント
コメント一覧 (2)
サラリーマン時代、営業職として顧客の電話番号は
複数を記憶していましたが、お顔がすぐに浮かびかねます
身体のラインを強調なさる若い女性なら、いざ知らず
御家庭を持たれる年齢の女性の下腹なぞ、
なかなか比較検討できる対象ではないような気がします
いつも注目なさっていたのかも知れません
友人が40歳の時、20歳の男性に交際を申し込まれましたが…
いつも注目??
そうか、その手があったかぁぁぁぁ!
また機会があったら、その手でギャフンと言わせてやります。