
がんばった、がんばった。
よくがんばった。
少し、休もう。
ずっと我慢していた、帰宅途中の寄り道コーヒー。
今日だけ、いいよね。
今朝、ブロ友さんの美味しそうな写真を見て、我慢の糸が緩んだのかもしれない。
空きっ腹の甘いものは、本当に体によくないのだろうと思う。
甘いものは食後のデザートにちょっとだけにしてから、朝のだるさが減った気がする。膵臓だけでなく腸も、甘いものがたくさん常に入ってくる状態は好きではないのだ。
コーヒーも毎朝飲んで10年以上。異変に気付いたのは、今回体調を崩した1か月前ほどだった。
何か、自分の体から、知っているけど不快な臭いがするような気がした。
初めはよくわからなかったけれど、ふと、その臭いの元を突きとめた。
なんと、指だ。
具体的に言うと、小指の外側とか指の股から、その不快な臭いがしているのだ。
なんだろう?と考えた翌日、答えがわかった。コーヒーのにおいなのだ。
深煎りのコーヒーの香りはあまり好きではない。強すぎるから。缶コーヒーもにおいが苦手で飲めない。車の中で缶コーヒーを開けられると、その香りで気分が悪くなってしまうこともある。だが、浅煎りか中程度のコーヒーを丁寧に淹れた時の香りはけっこう好きだ。キリマンジャロが一番好きだろうか。でも、その香りが指から漂うと、悪臭としか思えない。
1週間、コーヒー断ちをしてみた。
指の臭いが消えた。
やはり。
3日連続で飲むと、また指のコーヒー臭も復活。
はぁ。
しかたない。平日は紅茶のみ。土日だけ、大好きなコーヒーを楽しむことにしたのだ。
すでに3か月ほど、だいたいこのペースできていた。
今日は金曜日。だから、紅茶の日。
空きっ腹に甘いコーヒーは二重の約束違反だから、せめて甘い紅茶にしよう。
「ジンジャーミルク紅茶」を注文してからふと気付いた。
メニューに「無糖ミルク紅茶」があるじゃないか。
よく見たら「無糖ミルク珈琲」もある。
知らなかった。
もうずっと通っているのに、「無糖」の存在にまったく気付いていなかったのだ!!
知っていたら、砂糖断ち中でも立ち寄れたのに〜。
脳が砂糖中毒になっている時には、見ているはずの「無糖」の二文字が見えなかったのだ。
これぞ、ザ・中毒。
恐ろしい。
それでも、久しぶりに飲む甘い紅茶は、空腹の五臓六腑に沁み渡る美味しさだった。

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