2012年が終わっていきます。
辛くて、大変で、楽しくて嬉しい1年でした。
あと1時間ほどで、長年の夢がひとつ叶います。
自力では叶わない夢でした。
だから、知らせをいただいた時は飛び上がって喜びました。何かというと…
紅白歌合戦を見ながら「この子は私の教え子なんだ〜」と、自慢するのが夢だったのです。「教え子」という言葉は生徒側が使うもので、教師が言うのは物知らずの証です。しかも、舞台でライトを浴びるのは本人の才能と努力の成果であって、かつての担任が偉そうに自慢するのはお門違いというもの。
それでも、いつかそんな傲慢なことをしてみたいと思っていたのでした。
正確には、舞台でスポットライトを浴びる人が私の生徒だったというのではありません。けれども、確かに、私の夢は叶うのです。そして、多分この夢は、これからもっともっと大きく膨らませても、叶っていくのでしょう。本当に素晴らしいことです。
2012年は発見の年でした。
そうだったのか、そういうことかと、何度頷いたか知れません。
人は己を知るために生きていると、何かで読んだことがあります。
「自分はこうだ」と決めてしまったら、「分かった」と思ってしまったら、きっと人はそこで終わってしまうのではないでしょうか。
成功とか達成とか、そういうものはきっと、人それぞれの形をしている。
だったら、体調を崩したり悲鳴を上げたりしながら毎日必死に働いて、でもこうして時々大きな夢がかなうのが私らしい成功であり、達成なのかもしれない。
だとしたら、毎日毎日、私は充実した人生を送っていることになるでしょう?
なんと幸せなことでしょうね。
人のものさしで見たら、私の日常などきっと、あり得ないでしょう。自分でもあり得ない!と思うくらいだから。
でも、比較ではなく、結果でもなく、刻々と積み重ねられていくプロセスに焦点を当ててみれば、これまでも、これからも、豊かな人生であり続けられそうな気がしてくるのです。
きっと、あなたも、そうですよ。
今年も不定期な更新に呆れもせず、読んでくださったみなさま、どうもありがとうございました。
来年もこんな調子で、好きなことを好きな時に好きなだけ、書くのだろうと思います。
それでよければ、またお付き合いくださいませね。
どうぞ、よき年をお迎えください。
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