2か月前くらいのことです。
乗り換えの上りエスカレーターに乗っていました。とても混雑していて、前の女性の背中が目の前でした。
少し気温が高い日で、早めに半そでを出したらしい彼女の白い腕がとてもきれいでした。何かに、ふと引きつけられて、目を凝らしました。二の腕の後ろ側、真っ白な肌に何かついています。
さらに目を凝らしました。そして、正体がわかって、爆笑でした。黒いボールペンで、1センチ四方くらいのこんなものが、いたずら書きされていたのです。
ご本人が自分で書ける位置ではないので、きっとご家族か彼氏か友達かのしわざでしょう。それにしても、なんてイタズラかと、可笑しくて可笑しくて、笑いをこらえるのに苦労してしまいました。
そして、先週のこと。
乗り換えの下りエスカレーターに乗っていました。とても混雑していて、前の男性の背中が目の前でした。
とても気温が高い日で、洗い倒した白いTシャツから筋肉隆々の腕がのぞいているのを、見たくなくても見えるのです。がっつりと、目をひき寄せられました。極彩色の龍が踊っていたからです。
テレビや本では見たことがありましたが、生をこんな至近距離で目の当たりにするのは人生初体験でした。なんてまぁ、カラフルなんだろう。これがあると、大阪では公務員になれないんだな…。まれにみる体験でした。

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