Win-Win

あなたも幸せ。私も幸せ。

2012年07月


2か月前くらいのことです。
乗り換えの上りエスカレーターに乗っていました。とても混雑していて、前の女性の背中が目の前でした。

少し気温が高い日で、早めに半そでを出したらしい彼女の白い腕がとてもきれいでした。何かに、ふと引きつけられて、目を凝らしました。二の腕の後ろ側、真っ白な肌に何かついています。

さらに目を凝らしました。そして、正体がわかって、爆笑でした。黒いボールペンで、1センチ四方くらいのこんなものが、いたずら書きされていたのです。

ご本人が自分で書ける位置ではないので、きっとご家族か彼氏か友達かのしわざでしょう。それにしても、なんてイタズラかと、可笑しくて可笑しくて、笑いをこらえるのに苦労してしまいました。

そして、先週のこと。
乗り換えの下りエスカレーターに乗っていました。とても混雑していて、前の男性の背中が目の前でした。

とても気温が高い日で、洗い倒した白いTシャツから筋肉隆々の腕がのぞいているのを、見たくなくても見えるのです。がっつりと、目をひき寄せられました。極彩色の龍が踊っていたからです。

テレビや本では見たことがありましたが、生をこんな至近距離で目の当たりにするのは人生初体験でした。なんてまぁ、カラフルなんだろう。これがあると、大阪では公務員になれないんだな…。まれにみる体験でした。







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120725_1708~01きっかけは、3D貞子と言われたことでした。
何を言われてもあまり気にしなくなっていますが、これは衝撃でした。衝撃を受けると言うことは、思い当たる節があるということ。もう、どうにもならなくなっていましたしね。

7年くらいかけて伸ばした髪は、普段ひとつに縛っていて、こんなふうにはしていません。でも、夏は当然ながら暑い。縛った下に汗がたまって、テンションさがりまくります。

実に直毛。美容師さん公認のストパー不要。そうして実に多毛。この遺伝子、誰か買いませんか?高く売ります。
大事にしてきた髪だけど、気分を変えたい。

地肌さん、これまでどれほど頑張ってきたことか。思い髪を支え、ときに命綱のように掴まれて引っ張られたり、湿気にムレムレになったり。ありがとう。軽くして、風通し良くして、あなたの御恩に報いたい。

バッサリいきたいです。けどぉ・・・
弱気になる私に断を下してくださったのは美容師さん。
髪質は前よりずっとよくなっています。きっと、お似合いです。

えいやっ。
カラーも入れて、都合3時間。
女性3人分。男性なら5人分。のけぞるほどの多毛が床に落ちました。

BlogPaint
できあがり。
どうでしょう?











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悪気どころか、愛情表現いっぱいだった。
「大好きっ
座りながら首に抱きつかれたとき、態勢が崩れてしまった。ドカッ。

その人の全体重が、斜めにねじれたまま座っている私の体にかかった。
ぷちっ。
背後で音を聞いた気がする。

覚えていないが、私が悲鳴を上げたそうで、周囲にいた人が助け起こしにきてくれた。も〜、冗談やめてよと言っていた時には、これといって何もなかったのだが、1時間後、車を運転して出張に出ようとして気がついた。何かの拍子に左肩甲骨の内側に激痛が走る。一瞬、息がとまるほどの痛みだった。

さっさと病院に行けばよいものを、年に3度の激務期間、どうにもこうにも時間がとれない。取れたかと思うと、行きたくない理由ができる。なんだこれ?でも、気付いちゃったのだ。行きたくなるまで待てばいいと。それが、昨日だった。

病院ではなくて、正確に言うとカイロプラクティック。すごい先生なのだ。左腕を背後に回すとギエッと、2週間たったいまでも悲鳴をあげる様子を診て、筋繊維が小さく断裂したのだろうとおっしゃる。首も痛いです…、あそれは別の理由ね。1時間くらいかかって、背中も首も痛みが微弱になった。本当にすごい。

ついでに、怪我をしたのがなぜあのときだったのか、解明してしまった。そうか〜。あの怪我がなかったら、私は怪我以上に大きな心の傷を負ったのかもしれない。「なにムチャなことするんじゃ、ぼけっ」と思っていたが、分かっていないのは私だった。だって「大好きっ」って言ってたもん、ホントだったんだね。

ありがとうと思ったついでに、なぜ昨日まで施術を受ける気にならなかったのかも解明してしまった。この一連の出来事の真髄に関する解釈を、カイロプラクターさんが得たのが、なんと私が怪我をした日あたりだったらしい。直後ではうまく説明できなかったと言われた。

無駄がない。ふしぎなくらい、全部が丁度よくつながっている。
世界は、美しい。






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 転機は、どん底から訪れた。
何をすればよいかは明確にわかっていた。なのに、なぜかそれをしたくない。1週間、2週間、3週間。したくなるまで待った。

どん底の気分だった。脱出するにはどういう行動をとればよいか分かっている。なのにしたくない。なぜなのだろう?理由はわからないが、しないほうがよことだけは確信が持てるのだ。

あるきっかけで、唐突にその時が来たことを悟った。動き出したら早かった。問題は一定の解決を見せ、私は緊張の糸を緩めた。緩めた途端に悟ったのだ。そうか、ものごととは、そういうふうにできていたのか!

これさえわかってしまえば、緊張する必要もなくなる。怒りたかったら怒ればよいし、したいことをし、したくないことはしなくてよいと分かる。な〜る〜ほ〜ど〜〜〜〜。

そういうわけで、7・8月は、いろいろしてみようと思う。「これが最もよい方法だろうか?」と考えなくてよいということは、なんて気楽なんだろう!手当たりしだい、気分次第。ああ、面白い。

何から始めようか?ということで、まずは「やることリスト」を作ってみた。ふむふむ。仕事バージョンと、遊びバージョン、両方作ろう。ほうほう。なるほど。へへへ。面白くなってきた。

さしあたり、今日は病院だ。
怪我した背中がそのままなのだ。
体のメンテナンスをする。これも、今後の課題。





 

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ようやく休んだ気がする日曜日だった。「やりたいこと」だけで、それはやらなくてもよく、「やらねばならないこと」がない。ぶらぼ〜。体を横たえるとストンと眠ってしまう。それだけ疲れていたのだろうな。リラックスすると意識不明。読書にはならない。

夢を見た。
ろれつが回らない。
でも、言いたいことを精一杯、言葉にしてたたきつけている夢だった。

言葉はエネルギーだよな、と、よく思う。
エネルギーは養分だ。
足りないと枯れるし、あげすぎてもいけない。

土曜日に、20人くらいの青年を前に、話をする機会があった。代役だ。彼らとは顔見知りなので、関係づくりの必要はない。まわりをぐるりと彼らに囲まれて座る。全員の目が私を見る。私の口から、声が流れる。私はいつも、自分の声を聞いている。職業病だな。勝手に、そうなる。

彼らの目は、まっすぐにこちらを見ている。饒舌な眼で、見ているとなにを感じているかが伝わってくる。今まで笑顔を見せたことがない青年が、満面の笑みを浮かべ、ついに白い歯を見せて笑った。どうやら私の役目は達成されたらしい。

こんな時、「植木鉢に水をやるようだ」と思う。本来彼らの前で話すべき人は、彼らに言葉を投げつけてしまう。さしずめ、植木鉢に思い切りバケツの冷水を浴びせるようなものだ。鉢は倒れて割れ、水は吸われず、植物は枯れてしまう。現実の彼らはその冷たさに慣れたようだけど…。

適度に薄めた肥料を含んだ水を、ゆっくりそっと注ぎ込むような話し方でありたいと思う。そうすると、思いのほかたくさんの量をグングンと吸い取って、溢れもしない。植物はシャンと背を伸ばして、色よい花を咲かせる。

自分の声が彼らの中にしみこんでいく様子を見ながら、「いい仕事してますねぇ」と自画自賛。どこかの歌ではないけれど、それぞれの花を咲かせてほしいなと思う。立ち上がった彼らの背中を見て、「これは、咲く。」と確信した。








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22時ごろに、くたくたになって駅にたどり着いた。ここまでくれば、自宅まではあと3分。その3分が面倒くさく感じるほど疲れていた。 もともと少ない体力は日々削られ、もはや限界に達していると自覚が出てくる。多少休んだくらいでは、回復できない。

私の大好きな珈琲店はもう閉店している。看板の脇に、高校生らしき男子が7〜8人、だらしなく座り込んでいる。何やらおしゃべりしては声高に笑っている。ま、よく見る光景ではある。元気はあるけど目標や根気や地道さには欠ける、典型的な例だろう。若気の至りといつ気付くのか。

どうやら話は女の子のことらしい。胸が大きい子と足が綺麗な子、どちらがいいかなどと、他愛のないことを言っている。若いくせに「どっちも」というのがいない。すでに現実を知っているらしいのが悲しいというか、小面憎いというか。そこに、雷鳴のような女性の声がした。

「誰だ!てめえ!!」
怒声の主は、夜目にも色白と分かる、ほっそり小柄な美人さんで、男の子と同い年か、ひとつふたつ上に見えた。「ここに吸殻捨てたやつ、出てこい!」

もともと、逆らえない理由があるのだろうか、男子がひとり立ちあがって、彼女のところへ行った。彼女はその男子の首根っこを捕まえて、ぐいっと地面に近づける。男子はよろけて倒れこみそうになった。ガヤガヤと話していた声はゼロになっている。

「いいか、ここはこの店の子たちが掃除している場所だ。てめえが捨てた吸殻を他の人が掃除するんだよ。たばこ吸うなら他人に迷惑かけないように吸うのが常識ってもんだ。そんなことも分からない馬鹿野郎は二度とここに来るんじゃねぇ

彼女は男子を後ろに放り投げた。男子は仰向けに倒れた。力持ちだな。でも、もっと感心したのはそれからだ。彼女はその吸殻を自分で拾って、小さな吸い殻入れに入れた。こまかく散ったらしい灰?を、素手で集めたのだ。その姿を見た男子は、地面に倒れたまま謝った。「すみませんでした!」

できれば、「高校生はたばこなんか吸うんじゃねぇ!」と怒ってほしかったが、そこはそれだ。やったことは間違っていたけど、正直に名乗り出て叱られて謝った男子も偉かった。謝れない大人に絶望を感じていたときだけに、この光景に心洗われる思いだった。








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これまたシンクロニシティの話し。
「ごめんなさい」が言えない大人が大量発生している。
これが、まったく、私には苦痛でしかたがない。

仕事で、とある分野のエキスパートと協力体制に入った。何度かのカンファレンスを重ねる間に、1台の携帯電話をめぐって意見がかみ合わなくなった。私は、その携帯電話の存在は事態を混乱させるのが目に見えているので排除したいと考えた。エキスパートは必需品と考えていた。

カンファの席では私の意見が受け入れられ、尊重されたかに見えた。が、後日、エキスパートは勝手に、その携帯電話を活用し始めた。事後報告だった。混乱がないよう手を打ったから大丈夫…とおっしゃる。そんな簡単な話ではないと思うよと、私のため息交じりの報告を、上司も同意しつつ聞いてくれた。

数日後、抜けられない会議に参加している私の元へ、そのエキスパートから電話が入った。ムリくり呼び出され、出てみると、明らかに怒り興奮している。何かと思ったら、例の携帯電話にメールや通話の着信があり、迷惑だからやめさせてほしいというのだ。

エキスパートは、発信するだけの目的で持っているのだから着信があるのは困るし、メールや電話の主に注意をするのが当然で、私の怠慢のせいでひどい迷惑だという。私には意味が分からない。

電話なのだから、自分で勝手に「発信用」と決めても、番号やアドレスを知っている相手が同じように考えるはずがないことくらい、少し考えればわかるだろうに?しかも、なぜ私が他人の携帯電話の番号やアドレスを誰が知っているかまで把握していると思うのだろうか?分からないから「混乱する」と言ったのに。電話は双方向のコミュニケーションツール。だから必需品と考えていたのではなかったのか????

多分、そのエキスパートは私の意図を理解できていなかったのだろう。想定外のことが実際に起きて初めて、なぜ私が排除したいと言っていたのか、理解したのだと思う。もしもそこで「考えが至らなくてごめんなさい。でも、困っているので手を貸してくれませんか?」と言われたら、私も迷惑ながら素直に手を貸そうと考えただろう。

しかし、自分の短絡を棚にあげて、「トラブルはあなたのせい。あなたが解決するのは当然のこと」と言われて、誰が気持ちよく素直に取り組もうと考えるだろうか。小学生のいいわけじゃあるまいし。呆れつつ見回すと、他にも「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えなくて、「してもらって当たり前」と考えている大人がゴマンといる。

そんな大人を見て育つから、子どもも謝らない。謝れない大人に成長する。コミュニケーションがうまくできず、人からの協力が得にくくなり、生きにくくなる。まったく、残念な話だ。




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シンクロニシティという言葉がある。「偶然の一致」と訳すのだろう。見るもの聞くもの読むもの、いろいろなところで、同じような情報が重なることがある。これから書こうとしていることも、そのシンクロニシティなのかもしれない。

男性は、と一般論にするのは危険な気がするが、割と多くの男性は、近しい女性に同じようなことを期待するのではないか。

自分が苦しい時、困難にぶち当たったり、もうダメだと思うような極限に追い込まれた時には、そばにいてもらって、この程度、大丈夫あなたなら乗り越えられると苦労を共にしてくれ、あわよくば、苦労の半分くらいは分担して受け持ってくれる女。

でも、自分がうまくいっている時、夢を持っている時には、自分を自由に野放しにしてくれる女。まとわりついたり、罪悪感を抱かせたり、あなたを支えているのと匂わせるような女はいらない。

そうして、夢がかない、自由が当たり前になると、今度はちょっと我がままで手に負えない女が恋しくなる。それは、得てして年若い女だと適いやすい。と、同時に、かつて自分が苦労したり、困難にぶち当たった時のことを知っている女は鬱陶しくなる。

男とはプライドの生き物だ。かつて困難がなかったと思いたいのではない。困難を乗り越えたのは自分の力だと思いたいのだ。だから、「あなたのおかげで」と思い続けなければならないのは、ちょっと面白くないのかもしれない。

重荷を当然のように共に背負い、夏休みに虫籠持って出かけた子供を見送るように自由にさせて、ご飯作って待っている母のような女は、きわめて都合がいい女なのだ。自分でそういう女でいることを選んできたのに、「最後まで大事にされたい!」というのは、はかなくも脆い、叶い難い願いのようだ。





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睡眠時間を削って働くしかなかった今週。やっとたどり着いた土曜日の朝だというのに、不意に目覚めてしまった。午前4時半。なんてことだろう。昼まで寝ているつもりだったのに。なんとなく、ベランダに出てみようとしてハッとする。ベランダが洪水だからだ。

庇が深いこのベランダがこんな風になるということは滅多にない事件だ。…ああ、やっぱり。昨日帰宅と同時に洗濯して、強風ですぐ乾くだろうと干したまま忘れて寝てしまった洗濯物が濡れてしまっている。これか。これに気付けと目が覚めたのか。なんともがっかりだ。

部屋干しの臭いが大嫌いなのだ。タオルなど、湿気が多い日になかなか乾かず同じ臭いがしてしまうと、絶対に使いたくなくなる。だから、こんな時は生乾きのうちに仕上げは乾燥機を使う。短時間でカラカラフンワリ仕上がるからうれしい。ふわふわ〜とほっぺにくっつけながら畳むのは幸せさえ感じる。

こんな時間に乾燥機はと思ったけれど、あまり濡れなかったタオルだけでも救おうと、乾燥機に放り込む。テレビをつける。天気予報が、九州の記録的豪雨を告げている。

120713_2047~01昨夜、王さんの餃子が届いた。
鹿児島から、予定通りに届いた。
よく来たねぇ。ひどい雨だったでしょう?箱に語りかける。

なぜなら、冷凍餃子が入った段ボール箱が、ぐちゃぐちゃだったからだ。冷凍便の段ボールが乱れていることはよくあることだ。でも、これはそんな域を超えている。

どこでどれだけ濡れたか、すごいことになっている。
同じ姿で、お見舞いに送ったあの人の家にも届いたのだろうか?

これ以上、どこにも被害が出ませんように。






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以前から、気になっていたものがある。


ジャンボ餃子だ。しかも、かなり美味しいらしく、レビューも好評。この餃子の紹介をするサイトを見ているだけでヨダレが出てきそうになる。なんて美味しそうなんだろう。一度食べてみたい

だったらさっさと注文すればよいのに、なんとなく先延ばしするのがいかにも自分らしい。でも、たまたまちょっと早めの夏バテに見舞われたらしい友人に送りたくなり、ついでに自分でも食べてみようという気になった。

鹿児島から来るのかぁ。
注文した日はなんとなくそう思っただけだったが、「発送しました!」というメールをいただいて、気付いた。九州は今、記録的豪雨に見舞われているらしい。

3日くらいかかって届くのだろうけど、この気象ではさらに遅れても当然だ。
餃子以上に、みなさんご無事なのだろうか?
被害の様子をニュースで見ながら、ヒヤリとする。

普段はご縁のない九州と、餃子でつながった途端に身近に感じる。
おかしな話だ。 

なんだか本当に気になる。九州出身の友人がいるが、その人のご実家あたりも豪雨らしい。「ご実家はご無事ですか ?」メールしてみたが、返事がない。

う〜ん、神様、またですか? 




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