脳は、ブドウ糖のみを栄養として働いている。
ブドウ糖は炭水化物が分解されてできる。
炭水化物とは糖質と食物繊維の総称だ。食物繊維は今回関係ない。で、話題は糖質となる。

私が禁止された糖質は「砂糖」だ。
理由は膵臓の機能低下。
砂糖(特に白砂糖)は、最も純度が高い糖質になる。食物繊維も何もない、純粋な糖質。純粋ゆえに消化分解に手間がかからず、体内に入ると即吸収されて血液中に入る。

すると、脳が叫ぶ。「お〜い、糖の血中濃度が高いぞ。インスリンを分泌して、血糖値を下げるのだ!」膵臓さんの出番というわけだ。ちなみに、血糖値が下がり過ぎると、エネルギーが足りなくなるので、「お〜い、貯蔵してあるものからブドウ糖を作るのだ〜」と指令が出て、グルカゴンを分泌する。

胃で消化、ものによっては肝臓で解毒、膵臓からの分泌液の力を借りつつさらに分解し、腸から吸収して…という面倒な手続きをふまず、あっという間に急激に血糖値を上げる砂糖がドカンと体内に入ってくることが続くと、膵臓さんは働きっぱなしになる。そりゃ疲れて機能も下がろうというものだ。

この基礎知識をもとに、自分の砂糖禁止と禁断症状が何を意味しているのか仮説を立ててみた。

脳は、けっこう独善的でわがままなのかもしれません。

自分の大好物であるブドウ糖が足りないのが我慢ならない。
中でも砂糖をたくさん使ったお菓子を食べてくれれば、口からダイレクトに脳に届くほどの速さでブドウ糖を確保できるから、中毒になるほど大好きと思わせて、どんどん食べさせようとする。

お菓子を食べるとドカンと血中濃度が上がる。慌てて膵臓がインスリンを出す。糖がいっぱい来て、脳は満足。お腹いっぱいサインを出す。ご飯はいいか、お腹すいてないし〜。

でも、糖質の分解・貯蔵にはビタミンやミネラルも必要で、これらは普通の食事からしか摂取できない。なのに、ご飯を食べないから、ビタミン不足・ミネラル不足で、インスリンが頑張っても、糖は血中を漂い続け、思うように濃度は下がらない。膵臓さん、さらに疲労困憊。

ところが、あれほど大好きだったのにプツリとお菓子を断ってしまった。
脳は焦る。「おいおい、力が湧かないじゃないか。」
中毒症状を出して、なんとか食べさせてやろうとするが、こいつは頑固で食べてくれない。
しょーがない、いいもんね、貯蔵してあるもんねと思ったら、分解の手伝いをしてくれるはずの膵臓さんは既にストライキ状態。しかも、もともと有効なほどには貯蔵もできていないから、ダルイダルイ動けない。エネルギーが足りないよぉ。絶対お菓子を食べさせてやる〜!

餓鬼状態にお菓子を探し求めたり、イライラ、物忘れなどはこうして起きたのでしょう。(次へつづく)







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