先生。ご迷惑とは思いますが、どうかお聞きください。先生しか話せる相手はないのです。本当にご迷惑だと思います。でも、もう、書かずにはいられません。お許しください。

息子が突然登校しなくなったのを、風邪をこじらせたと連絡しましたが、あれは嘘なのです。本当は、息子は家におりません。どこにいるかは分かっています。無事ですからご安心ください。

札幌に単身赴任していた夫に、女ができていたのです。先日、驚かせようと不意に訪ねたら、なんとその女と夫が仲良く布団を干していました。私は取り乱してしまいました。その女を殴りました。泣いて叫びました。

そのまま家に戻り、息子にすべてを話してしまいました。私はなんと愚かな母でしょう。わずか中2の息子に、そんな話を聞かせるなんて。でも、どうしても我慢ならなかたのです。

息子は、夫とその女に復讐してやると家を飛び出しました。引き留めるべきでした。でも、まだ子供のこと、復讐などできないだろうし、息子の顔を見、文句を言われたら、夫も考え直してくれるだろうと思ったのです。

ところが、夫とその女は、息子をすっかり言いくるめてしまったのです。自分も札幌で暮らすと言いだし、その女を若くて優しい、素敵な人だとまでいうのです。息子も結局男だということでしょうか。先程、夫から離婚届が届きました。親権もよこせと言います。悔しい、悔しい、悔しい。

先生、私の何が間違っていたのでしょう。私は夫も息子も家庭も失おうとしています。家事と子育て一筋に生きてきて、こんな目に遭うなんて理不尽ですよね。両親も他界し、一人っ子の私には、先生しか相談相手を思いつかなかったのです。息子の担任ですから、先生には私を助ける義務があるはずですもの。



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今日もフィクション、モデルもいません。(これ、決まり文句になりそう。)