こんばんは。Hikariです。

 

 今日から物語にもどるつもりだったのだけど、予定外のことが起きて、一日そちらにかかりきりで、なんだか思いがけない時間の過ごし方をしたので、物語を書く気力が失せてしまいました。

 

 というのも、ゆうべブログをアップした後、ふと実家に電話をしたわけですわ。

 

 私と実家の両親との間には、それはもう暗く深く、埋め合わせようもないようなわだかまりがあるわけでして、電話だって滅多にしないし、会いにいけるようになったのもここ2年ほどのこと、実家だというのに2時間いるのが限度で、それ以上いると私が分解してしまいそうになります。

 

 それでもまぁ正月だし、電話ぐらいするかと、軽い気持ちでかけたですよ。

 

 するとどうでしょう。母が体調を崩していて、ずっと横になっているなんて言うわけです。

 

 そんじゃちょっと行きましょうかねという話になって、朝から行ってきたです。

 

 朝9時過ぎについて、夜8時に帰ってきました。

 

 滞在時間11時間。そのうち2時間ぐらいは外出していましたが(その外出先が我が家でお茶だったのですが)、実家を出て以来、空前絶後の長時間。もし途中の帰宅がなかったら、私はどうなっていたんだろう???

 

 そりゃ、いろいろ感じます。考えます。

 

 母の体調は確かによくないのです。腰や足に強い痛みがあるようです。三が日、かかりつけの病院もお休みだったので、明日早速行ってこようと話していましたが、紹介状をいただいて、大学病院に行きたいそうです。

 

 突然体調を崩したというのでもなくて、もともと、あちらが痛い、こちらが悪いと言っている人です。そのうちのどれかが悪化したのかもしれません。

 

 確かに、痛みというのは不安を呼ぶ。でも、父が、その母を「介護」しているんです。ひどい病人として。何もさせられない人として。

 

 もともと、母は超マイナス思考です。それを補強するかのような言葉をかけ、扱いをしている。

 

 私が家を出てから20年にもなろうというものですから、その間、いろいろ変化はあったのかもしれません。でも、私が知る範囲で、父がどれだけ母や子供をないがしろにしたか、筆舌には尽くしがたいものがあります。

 

 それを埋め合わせるのだとでもいうように、父はあれこれ世話を焼いていました。まぁ、当人同士がそれでいいなら、私がとやかくいう筋合いではありません。

 

 けれど、その「重病人介護ごっこ」みたいに見えるやりとりに、私を巻き込まないでほしい。正直、そう思ってしまった。

 

 私は、きっと冷たいんです。ここぞとばかりに、あれこれ聞かされました。結局、我々は年金で細々暮らしているけど、同居していた末の弟も結婚で家を出てしまったし、彼にもそういつまでもお金を出してもらうわけにはいかないと言ったとか…。

 

 さんざん殴りつけて育て、結婚に際してはこれ以上はないほどに難癖をつけ、嫁ぎ先とこじれても思いやりある言葉ひとつもかけてはもらえず、かえって苦しめられ、それに苦情を言ったら「お前はしつこい、まだそんな子供の頃のことを根に持っているのか」と逆切れされたような関係です。

 

 弟たちには、お姉ちゃんとは連絡をとるなと禁じ、私には家に出入りするなと言った。もっとも、言われなくても、私から出入りは願い下げでした。もう、自分の生活や精神に、あの流れを引き継ぐのは耐えられなかったから。

 

 年齢を重ねたら、そういうことも全部忘れて、生活費を援助しろと言えたりするんだな。

 

 私は恐ろしくなりました。

 

 人間は、恐ろしい。

 

 魂のレベルでは、子供は親を選んで生まれてくるのだろうと思います。自分の修行のために。

 

 でも、現実レベルの生活の中で、子供は親を選べないんだよね。

 

 好き好んで、暴力振るう親の子になっているわけじゃない。薄情者の子でいたいわけじゃない。誰が好き好んで親に殺意なんか持つもんか。

 

 その子供が、それでも親を許そうと、思うのならばそれもいい。

 

 でも、親のほうはそれでいいのか?自分のしたこと棚に上げて、思いやりや愛情たっぷりに子供を慈しんで育てた親と同じことを、要求していいのか?

 

 いや、子供を慈しんで、子供からも愛されている親は、そんな要求を子供にむかってしないんだろうな。

 

 物語の「あきさん」が言っていたように、子供の頃の私を傷つけたのは、幼く不安にすぐ負けてしまうような少年少女のままの両親だったのかもしれない。でも、いまもまだ、少年少女のままではないだろうに。

 

 延々と続く、病気自慢と介護ごっこ、お金がない話、弟の結婚話がこじれていく状況・・・。あまりにネガティブで身勝手な話ばかりで、本当は耳をふさぎたかった。1ミクロンも影響を受けたくなかった。だから、心の中で唱えていました。

 

 「私は鏡。この状況を映し出しはしても、影響を受けて変化することはない。私は鏡。鏡。鏡…。」

 

 

 順番からいって、私より先に両親のほうが死んでしまうのかもしれません。そのとき、私は悲しむのだろうか?泣くのだろうか?すっかり暗くなった道を運転しながら、そんなことを考えて、背筋が凍りました。

 

 悲しみの種も、涙の種も持っていない自分に気付いたから。

 

 こんな人間は、やっぱり恐ろしい。

 

 今日は、ちょっと、混乱中。

 

 だれか、何か、言ってください。私が道に迷わないように。

 

 今日も読んでくださってありがとうございました。
 あなたに、あらゆるよきことがなだれのごとく起きますように。