Win-Win

あなたも幸せ。私も幸せ。

2012年06月


久しぶりに、何も仕事をしなくていい1.5日を過ごした。
好きな人と会って、好きなものを見ながら、おしゃべりしたり笑ったり。
普段なら何とも思わないけれど、今はこの温かさが身にしみる。

しみると言えば、お風呂のお湯が、なぜか目の周囲にしみるようになった。
ごく最近のことだ。
これといって理由も思いつかない。でも、目の調子がイマイチなのは確かだ。

元々、右目が軽く近視、左目が生まれついての弱視(遠視)だ。矯正も難しく、レーシックも適合しなかった。右だけ度が入った遠く用眼鏡が手放せない。昨年あたりから、いよいよ頼りの右目が老眼傾向。活字が読みにくい。かなしい

お手元用眼鏡なるものを作ってもらった。とたんに活字が読みやすくなった。
しかし、ちょっと顔をあげると、世界がかすむ、ゆがむ。こりゃいかん。
遠近両用眼鏡なるものも作ってもらった。高価だったけど、使えない。

ここに疲労が重なると、骨のある文章はほとんど読めなくなる。
この傾向は高校生のころからで、普段の読書好きがパタリと鳴りを潜める。
復帰には意図的なリハビリが必要で、放っておいても戻らない。

パソコンも辛くなる。アウトプットはできても、インプットができない。
ま、そういう時期なんだろうなぁと思うから重要視しないのだけど、いつも訪れていたブログとか、毎回読んでいたメルマガとか、ちょっと気になる。

さて、今回も忙しさは変わらないけれど、そろそろリハビリ始めるかと、昨日掃除をしながら思った。そうだ、『徒然草』がいい。兼好さんのボヤキ短編集を読もう。案外今の気分に通じるかも!さてさて、復帰できるかな?





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メンタル相談にのっている高校3年男子が、進路で悩んでいるそうだ。悩みの根本は学費。予約できる奨学金はすべて手を打ったと言うが、社会に出てから毎月2万円の返済は、なかなか重たいという。

話を聞きながら、自分の学生時代を思い出していた。私の母校は名門ではないが中堅大学なので、いろいろな人が入学する。文学部だったから、たいがいが女子。どの授業も8対2くらいの割合で女の園だった。教授が男子学生をかわいがることこの上ない。

1年が過ぎる頃、もっと頭のいい人に囲まれて学問にいそしみたいと退学を考えていた矢先、第2種奨学金の受験資格をあげますよと知らせが来た。1年間、施設費・授業料が免除になるらしい。学科から2名。筆記・論文・面接。受かってしまった。

受かると、年間の学費は1万3千円くらいになる。1年目は100万以上を親から借金して払ったから、雲泥の差だ。3年でも4年でも受かった。2名のうちもう一人は毎年替わったから運が良かったのだろう。食うに困る家庭の出としては本当にありがたかった。

卒業論文を提出した頃、自分が卒業時の成績優秀者に与えられる「学術賞」なるものの候補者だと知らされた。そういえば100点満点で成績をつけるこの大学で2科目だけ79点というのがあったが、あとはすべて80点以上、つまり優だった。

大所帯の商学部などは学術賞が4人くらいいるらしいが、弱小文学部は各学科1名ずつ。国文からは私と、同じゼミのもうひとりが候補らしい。教授が言う。「どちらにしろ私のゼミから学術賞。しかも、今は同点。卒業論文の得点で決まりなんですよ。」

結局、彼女が学術賞を獲得、卒業式の舞台で金メダルを受け取った。彼女の卒業論文は100点、私は99点。ただ一文字漢字の書き間違いが決め手だった。
その他大勢のひとりとして舞台でスポットを浴びる彼女を見上げた時の複雑な気持ちが蘇る。

回想をやめて高校生を見る。君は可能性のかたまりだね。どんな展開が君を待ちうけているのだろう?「なんとかなるさ〜って、思ってごらん。実際、なんとかなるもんだよ。」「はい!」彼の気持ちのよい返事が全てを物語っている気がする。





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今回の話を下書きしてから、砂希さんのブログを読んでびっくり。
同じ時期に同じことを思い出していたことも含め、あまりの符合に、トラックバックを送りました。


湿度が低い、というのは、私の健康にとってかけがえのない条件だったりする。朝、窓を開けて、冷たすぎない乾いた風が寝室に入ってくると、それだけでもう幸せな気分になれる。

雨の日は面倒くさく感じるゴミ捨ても、こんな朝はすすんで行こうという気になる。サンタの袋くらいにふくれた「燃えないゴミ」の袋を持って、マンションのゴミ集積所へ向かう。空が抜けるように青い。いい朝だ。

向こうから歩いてきた女子高生に目が吸い寄せられた。モデルか??顔があまりにも小さい。色が抜けるように白い。手足が長い。そして、少女マンガのように「サラサラ」と音が聞こえそうなポニーテールが揺れている。

たまにいるのだ、こういう娘が。去年同じ仕事をしていた同僚の持論では、「そのくらいかわいくないと育ててくれないようなヒドイ親のところにかわいい子が生まれる」のだそうだ。本当か?それでは芸能界は苦労人の溜まり場だな。

それにしてもかわいい。このツヤツヤした唇なんか犯罪を呼ぶぞ。それよりなにより、何なのだ?隣の男は。そう、彼女は手をつないでいるのだ、明らかに冴えない男性と。大変失礼ながら、「援助交際か?」と思ってしまった。

モデルのような娘に引き換え、この男性は本当に冴えない。だいたい、スーツの着こなしがだらしない。ヨレヨレの黒い布カバンを斜めがけにしているのもいただけない。なのに、なんだ、このドヤ顔は。どう見ても十人並みの男性だが…。

すれ違いざまに、娘が「だからね、パパ…」と言った。パパ?ふと見ると、おお、間違いない。本当に親子なのだ。だって、パーツはそっくりなのだ。目とか鼻とか唇とか!!!!顔の基礎は母親似なのだろう。まったくツイてる娘だ。





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今年は昨年より1時間早く出勤している。
これは前にも書いた。
たまに、電車の座席が空いている。ツイてる気がして嬉しい。

右の男子高校生、この校章は某有名W実業だな。
左は…ああ、こちらも某有名T学園。登校が早いんだね。お疲れさん。
本当に疲れているらしい。2人とも、うとうとしている。

W実業が足を投げ出して、首をガクンと落とした。熟睡だ。同時にT学園も落ちた。確かに早起きだし、中間試験の季節だ。眠くもあろう。
しかし、である。

君たち、目を開けて周りを見てごらん。生足のキレーなお姉さんがミニスカートで何人も立っているではないか。男子高校生たるもの、こういう光景に目を輝かせないで何とする。だから少子化が進むのだ。

電車が揺れて、W実業が私の右肩に寄りかかった。重いぞ、君。
負けじとT学園が左肩に寄りかかったと思うと、スルリと滑ってほとんど膝枕状態に。それはいかん。私が恥ずかしい。

ふと正面を見ると、サラリーマンのおじさまが、おやおやという顔でこちらを見ている。「あなたも災難ですね」と顔に書いてある。お気づかいありがとう。大丈夫、慣れてますから。

せめて、ふっくらした肩なら夢見もよかろうに、このガイコツがちでは、ろくな夢も見られまい。終点、スルリと身をくねらせて立ちあがり、2歩進んでから振り返った。不意に額を寄せ合った男子がふたり、寝ぼけまなこで見つめ合っていた。





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