Win-Win

あなたも幸せ。私も幸せ。

2012年04月


頭が痛い。
四六時中。
薬飲んで誤魔化すのは簡単。
でも、問題は、痛みじゃなくて、原因だよね。

体が重い。
まるで大魔人になったみたい。
気がつかないふりをするのは簡単。
でも、問題は、気付いたかどうかではくて、この現実だよね。

自分のことならば、いかようにも変えられる。
計画もする、行動もする、反省もする、反省を生かしもする。
勉強もするし、お叱りを受けに自ら出向いたりもしてきた。
でも、問題は、自分のことじゃない時に、どうしたらいいかだよね。

このままでは、私は本当に過労死してしまう。
今、変えられるとしたら、この捉え方なんだろうな。
「この仕事を続けたら、私は過労死してしまう。」
ならば、続けなかったら?

高校生の進路相談は得意中の得意だったりした。
なのに、自分の進路が見えない。
参ったなぁ。
私にも、進路相談に乗ってくれる、凄腕の担任がほしいです。






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今年に入ってから、なぜかバラの香りにとても魅かれる。
もともと好きだったけれど、さらに好きになった感じ。調べてみると、バラの香りには鎮静作用や抗うつ作用のほか、女性ホルモンのバランスも整えるらしい。

なるほど。体は正直に、必要なものを求めているわけだ。ならば。
シャンプーにはかなりこだわる。ブランドにではなく、成分に。かぶれるからだ。
資○堂やカネ△ウはまったくダメ。シリコン入りはほとんどアウト。

普段はサロン専売品なるものを使っているが、時々、使い切れない覚悟で市販のものを試してみる。うまく合うことは滅多にないが、あると何か「人並み」になれたようで、微妙に嬉しい。今回のチャレンジはこれ。

ローズオブヘブン(Rose of Heaven) シャンプー 400mL
ローズオブヘブン(Rose of Heaven) シャンプー 400mL

天然のバラの香りそのままに、豊かな泡立ち。なのに、かぶれない。
おお。
すぐれものに出会った。

それでも、連日の使用は怖いので、3日に1回くらいにしている。
昨日の朝は早起きできたので、のんびり朝湯に浸かって、バラ気分を満喫することにした。少しずつ、浴室にバラの香りが広がる気がする。

目を閉じて、うっとりしていたが、とにかく髪が多いので、洗いきれないところがある。シャンプーを足して…あれ?あれれ?
桃の香りがするではないか。

目を開ける。右手がしっかり、桃のボディーソープのボトルを押している。いかん。このボディーソープで体を洗うと、全身かゆくなる。くまさん専用なのだ。猛烈な泡立ちで地肌スッキリ、髪はゴワゴワ、心はこわごわ。





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昨日の煙るような雨がやんで、さわやかな日曜日になりました。
空を見上げる間もなく働いているうちに、満開の桜が散り始め、ところどころ、道路が桜色のじゅうたんになっています。

よほどのことがなければ、来年は異動になります。
駅から職場までの15分、周囲の風景を見ながら思います。
ああ、来年はこの風景を見ることはないんだな。

保育園の小さな園庭には不釣り合いなほど立派なソメイヨシノが、一枚の花弁も散らすまいとしているかのように満開の朝。空がものすごく青い。昼下がり、おばさまがたが集うテニスコートの脇では、ヤマザクラが咲き誇っている。

明日にはもう散り始めるその花を、もう9回も見たんだな。でも、多分10回目はない。私の意思とはまったく関係ないところでルールが決まり、執行され、動かされていく。理不尽だと思ってはいけないらしい。

仕事の内容は書かない約束になっているから、具体性に欠ける説明しかできないけど、同僚が私を見て「4人分働いている」という。そういう職責を負わせてきたのは、この春異動して行った管理職たちだった。

大規模な職場になると、表沙汰にできないいろいろな問題が起きているものだ。誰かが収拾をつけなくてはならない。誰かが面倒をみなくてはならない。できれば少人数で穏便にと、管理職なら考える。私はどうやら、そういう時にとても使いやすいらしい。

前の管理職に「つまり、私の仕事は何ですか?」と聞いたら「隠密です」と言われた。今度の管理職には「考えられない扱いですね。」はい、どこにでもスッポリはまる柔軟性が災いしているようで。新たなあだ名に肩を落とすのです。





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「おまけ」に興味をもたなくなって、けっこう時間がたった気がする。
一番ほしいものだけがあればいい。必要でもほしくもないものに囲まれて、雑然と暮らすのはもう二度とごめんだ。

けど、くまさんは「おまけ」が好きらしい。まあ、私もかつては好きだったので、文句は言えない。けど、嬉しいのはもらった時だけらしく、箱から出しもしないで置いておくので、かなり邪魔くさい。

安売りというのも考えものだ。縁あって、ファミリーセールの招待状をたくさんいただく。狙っていたほしいものが格安で手に入るので、ありがたく活用させてもらっているけれど、気を抜くと大変なことになる。

会場に溢れる商品が、値札の半額当たり前、8割引きなんてこともざらにある。そうなると、「欲しいものだけあればいい」という持論が揺らいで、あれもこれも買っておいたらお得かな?なんて気になる。で、抱えてしまう。

ところが、そうやって買ったものは、いざ着ようとか使おうとか思うと、なかなか手が出なかったりする。憧れのブランド服も、試着ではカッコよかったのに、家で着ると派手すぎる。結局安売りのものは大事にされないし、生かされない。

時々やってみる占いの言葉にドキリ。「何度も失望を味わいながら、そこから何も学んでいません。自分を安売りしているかもしれません。現実の生活でとても辛い思いをしているのに、その実態から目を背ける傾向があります。」

占いのくせに、なんでそんなに核心を突くんだ。自分を安売り?売ってないわよと言えないじゃないのよ。現実なんか直視したら、やってられないわ。
安売りって…占いのくせに悔しい。占いのくせに。占い、うらない…





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酢豚にパイナップルが入っているの、あなたはお好きですか?お嫌いですか?
酢豚にパイナップルを入れると、お肉が柔らかくなるんですよね。
でも、私の周囲には「絶対に許せない」という人が多いです。

あまりに忙しいからでしょう。昨日は午後5時を過ぎたころには、自分が今何をしたらいいのか、わからなくなってしまいました。もう帰りたいけど、帰ったら後悔するような気がする。でも、何をしたら?

ぼんやりする時には甘いものを食べよう。引き出しに入っているクッキーを出してポリッと食べていると、くまさんからメールが来ました。「今日はもう帰る。今夜は酢豚を作ります。他に何かリクエストは?」

くまさんも疲れているらしい。そういえば、今朝は珍しく起こすまで起きてこなかった。年に1度あるかないかの珍事だ。普段から、私より早く帰ることが多いくまさんは、晩ご飯を作ってくれる。疲れると、余計作りたがる。ストレス解消らしい。

酢豚か。あれは大好きだ。くまさんの酢豚は美味しいしな。だったら私はあと3つくらい仕事を片付けてから帰ろうか。返信「思考が止まっているので、帰っていいか自信がない。酢豚にパイナップルを入れて。遅くはなりません。」

私は酢豚のパイナップルが大好き。嫌いな人の分はもらってでも食べたいくらい。トリュフを探し当てる豚さんよろしく、酢豚の中のパイナップルを探す。想像しただけで、あと3つくらい仕事ができそうな気がしてきた。

しかし、体は正直。やりたくない時にはやりたくないものだ。信じられないミスに自分で気がついて爆笑してしまう。やり直し。また時間がかかる。あ〜あ。
「もう帰ります。疲労困パイン」送信………………無視か。





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幼いころから皮膚が弱い。吹き出物も蕁麻疹もひきもきらずに出てくる。
病院にかかったこともあったけれど、対処療法ばかりで根治はない。
敏感にもほどがある、というほど、簡単にかぶれてしまう。

嵐が危険だからと、美容師さんから予約取り消しを勧めるメールが届いた。家から高速を1時間も走った先にある美容院だから、この辺りと天候が違うことは珍しくない。ならば、月曜日の仕事後にと予約を変更した。

例によって、1分の休憩時間もないままに働きまわって、5時に職場を飛び出すはずが、15分遅れた。なんだか息苦しい。頭に血が上っている感じもする。でも、大好きな美容師さんに会いに行くのだ。何か禍々しい予感がするが。

予感は的中した。頭皮がやけどしたように赤くなっていて、カラーリングは無理だという。天然素材オンリーのオーガニック美容室の薬剤にかぶれる。その店で、そんな症状になるのは私だけだというから申し訳ないことだ。

6日後。溢れる白髪を見るたびに気持ちが沈みこむのに耐えかねて、日曜の夕方の予約を取り、カラーリングにでかけた。サイドバーの本棚にも載っている『しろくまカフェ』4冊を携えて。動物好きの彼女に貸してあげたら、きっとウケる。

後から聞くと、その日、私が行く前に、本当に嫌なことがあったのだそうだ。ヘコみすぎて閉店までもたないかもと思ったところへ私の予約電話が入り、『しろくまカフェ』がやってきたのだそうだ。さすがプロ、そんなそぶりはなかったのに。

「なんて素敵な!続きが読みたいです。テンションMAX、神様、Hikariさん、ありがとう!こんなに素晴らしいお土産をいただいて、感謝感激です!」
「いや、その、あのね、それは私もお気に入り。ホントはお土産じゃなくて…」




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多忙を極めております。
読ませていただいてはいるのですが、コメントのお返事を書く時間を生み出せません。いましばらく、お許しくださいませ。


電車の中は丁度良い読書の場なのだけれど、最近は読む気にならない。バッグの中には必ず文庫を入れるのに、それも忘れがちだ。きっと、今ここで起きていることが劇的すぎて、小説を必要としていないのだろう。

出勤の電車から、外の風景をぼんやりと見ていたら、大きな桜色の看板が見えた。気をひかれたのは、こんなことが書いてあったからだ。
「Ue Love SAKURA!」

あれ?なんでUeなんだろう。Weじゃないの?ってことは、英語じゃないのかな。それとも「私たち」以外の意味があるのか???平安言葉は辞書なしでだいぶわかるのに、異国の言葉はさっぱりわからない。

と、胸の中がざわざわと波だって、遠い昔のひとこまが映画のように思い出された。中学1年のこと。初めての英語の授業。英語の先生は担任で、のちのち、指導力不足教員として退職している。

女に教育はいらないが、日本人に英語の教養はもっといらないと思っていたフシがある両親は、小学生の私にアルファベットを教えるようなことはしなかった。だから私は、ABCまでは書けたが、その後は書くどころか知りもしなかった。

Hello. I am Tony. She is Judy.
たったこれだけのことだが、ノートに書き写せという課題を進めることができない。周囲をそっと見回す。みんな、当たり前のように鉛筆を動かしている。

怖い。あまりにもわからなくて怖い。いくら努力してもひとつも分からないのではないか?頭の中にあの恐怖が蘇る。春。桜。英語。新しい出会い。恐怖。でも、それだけではなかったのだなと、今更ながら気がついた。





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別れは出会いの始まりなどと、何でもない時には平気で言う。
でも、本当に別れの時に「出会いもあるんだから」なんて言われると、冷たい人だな、この人とは仲良くなれないと思う。つまり、八つ当たりだ。

今の職場に一緒に赴任して以来8年、姉妹のように仲良くしてきた人が異動することになった。ま、期限付きの仕事なので、わかっていたことではある。けれど、分かっていたらさみしくないというものでもない。

一日休暇をもらって、上野へお別れ遠足にでかけた。例年なら満開の桜で出迎えてくれるはずの上野公園はまだ一分も咲いていず、平日とあって人出もない。東京国立博物館の特別展を目指す。彼女とこんな時間は初めてだ。

人は多いが観るのに困るほどでもない。いろいろと興味深い展示物が続いたが、中でも『吉備大臣入唐絵巻』は圧巻の面白さだった。絵巻に添えられた詞を読んで、解説よりちょっと詳しく説明すると、彼女は大笑いする。

お昼ごはんにロシア料理を食べながら、あれもこれもと話に花が咲く。彼女とは隠し事がない。職場の裏話もバンバン出てくる。毎日顔を見て、辛いときも腹が立つときも、嬉しいときも話が合わないときも一緒にいたのにね。

恋愛中、次の日にまた会えることが当たり前に感じることほど、嬉しいことはないと思う。別れ際に、次にいつ会えるか心配しなくていいことほどの幸せはない。それは、家族でも友人でも同じなんだなと、思う。

上野の翌日が彼女の最終勤務日だった。退勤時、私は管理職と打ち合わせ中。管理職に挨拶に来た彼女は私に声をかけず、私は彼女が部屋を出ていく背中を振り返って見送ることができなかった。また会えるとわかっているけど。





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コメントをくださるくろこ姫さんのブログで、難問クイズに出会った。
「透明人間の職業は何でしょう?」
一生懸命考え続けたけれど、答えがさっぱり浮かばない。

気になって、気になって、気になって、寝ても覚めても気になって、とうとう先日ギブアップ。お尋ねしたら、答えを教えてくださいました。
「透明人間は無職です。だって、無色透明って言うでしょう?」

アハハ!鼻の奥がムズムズしているのにくしゃみが出なくてイライラしてたのに、思いっきりハックショ〜ンと出た時のような気分。あ〜スッキリした。そうか、そうか。そういうことか。いや〜、分からなかったなぁ。なるほど〜〜〜。

女に教育は不要と考えていたフシがある両親は、小学校にあがるまで私に文字を教えなかった。学び始めたら面白くて止まらない。図書室の本を毎日持ち帰る私に、叔母が「頭の体操」とかいうクイズ本を何冊かくれた。

しつこく読み続けたおかげか、クイズはいまだに出会うととことん考える。このしつこい性格はこうしてできたか。あの時ファンタジーとか詩集とかいただいていたら、もう少しもの柔らかで品のよい大人になれたのだろうか。

こういう体験をすると、すぐに人に伝えたくなる。そっか〜と言わせたい。
「ねえねえ、くまさん。面白いお話しだよ。透明人間っていますよね?」
「いや〜、いるかいないかわからないのが透明人間ですよ。」

理屈っぽいヤツはだから嫌いだ。問題はその先なのだ。そこでひっかかるな。
「いや、あの、透明人間がいるとしてですね、職業はなんでしょう。」
「え?透明人間は働いてませんよ。無色透明って言うじゃないですか。」





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flowergift01次の連載の準備ができるまで、ちょっとお気軽に日常の話を。

あ〜わ〜と言っている間に4月になってしまい、う〜お〜と言いながら14時間勤務の連続。
せめて休憩が10分ほしい。


flowergift_0003この仕事ってこんなに疲れるんだっけ?1年間のブランクで体がなまったか?何をするにも時間がかかるのは体のせいだけではないけれど。



flowergift_0004金曜の夜は、宴会から帰ってきたくまさんの方が、私より帰宅が早かった。なんてこった。

23時に晩ご飯を食べる気にもならず、ジュースを飲んでそのまま就寝。

疲れは溜めないほうがいいに決まっている。よし、昼まで寝ていよう。
ナイスな計画だったのに、いつもと同じ午前5時すぎに空腹で目覚めてしまった。なんだか悔しい。

朝湯に浸かって朝食、洗濯、なんだかとても悔しい。
膝や頭がしっとりと痛い。
ソファーに座ってぶつぶつ文句をたれているうちに眠ったらしい。

寒い。体温が上がらない。風邪引く前にベッドへ移動。そのまま爆睡。
目覚めたら13時。6時間も眠っていたらしい。
悔しさ解消。頭痛は未解消。

flowergift_0005ぼや〜っとリビングに行くと、大きな箱が立っている。送り主を確認して余計にわからない。あれ?どうしてだろう?なんで?宛先、間違えたんじゃない?

そっと箱から取り出して、カードを拝見して、さらに謎は深まる。何のこと?今回の仕事のことはまだお話ししていないのに。

写真を撮ってお礼のメール。

お返事を読んで破顔一笑。

flowergift_0006そっか、そういうことか。

桜咲く季節にサクラサク。

フエルトに白いドットのThank you。

連載60回のご褒美。

WIN-WIN最古の読者さんから、思いがけないお誉めの言葉。

ああ、うれしいなぁ。

野りすさん、本当にありがとうございました。





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